マイホームは購入すべきか?

まず最初に、、
これは私個人の意見であって、必ずしも正解だとは限りません。
人によっては、気を悪くされる方もいらっしゃいますが、ご了承願います。


前回に続いて、
生活するうえで比較的、大きな支出であるマイホーム・車についての
お話について持論を展開させていただけたらと思います。

 

私独自の考えではございますが、もし参考になれば幸いです。

◆マイホームか賃貸か

マイホームを購入するか、一生を賃貸で暮らすか、
誰しもが悩むところだと思います。

「夢のマイホーム」って言葉ですが、誰もが馴染みがあると思います。
私もよく聞きますが、これはメディアが作り出した言葉です。
結婚したらマイホームを購入するのが当たり前のような流れになっていますが、それは果たして良いのでしょうか?

月々の賃貸代を払うくらいなら、
マイホームの月々返済を払うほうがいい。


賃貸は払うだけ払って、最後には結局何も残らない。
マイホームであればローンを完済すれば自分のものとなり、それが資産になる。
と考えるのが一般的だと思います。
私自身もその道へ進む、そう考えていました。


けっしてマイホーム購入者すべてが間違った行動をしているという意味ではなく、
子どものころから家を買うのが目標で、それに人生をささげてきた。など、
マイホームがないと自分の人生の目標が叶えられない。などなど。


それぞれが何か目的や目標を持っているのであれば、購入はむしろいいことであって、購入できた暁には賞賛すべきことだと思います。

 

私が言いたいのは、「結婚したら夢のマイホーム」のような、
メディアに引かれたレールの上を歩くほしくないので、
本当に自身が購入検討しているのが本当に正しいのか、リスクをしっかり把握しているのか、今一度、見つめ直して物件を選んでほしい思います。

実際に家を購入したが隣人との関係が悪く、、
ストレスを貯めながら我慢生活を強いられるなど、そのようなことがあるのであれば
賃貸でいつでも引っ越しできるような環境の方が良いかもしれません。

また、家を購入するのであれば、
リセールの価値・資産的な価値観を気にしないことだと思います。
所有した瞬間に価値は目減りしていきます。所有後にその時価が急上昇して…なんてことはほぼありえないので、死ぬまでそこに居続ける覚悟も必要です。


賃貸ではないので、自分の好きなように壁紙を張り替えることもできますし、一戸建てであれば上下左右に住んでいる方に気をつけなくても大丈夫です。


天変地異などのリスクなども生じますが、
ローン完済後の老後の生活は、家賃分の負担がなくなるのでので、生活の難易度は劇的に下がります。
30歳あたりまでにローンを組み、少しでも早く完済する方向で進めるのがベストです。


どこに住むかはその本人の価値観次第になってくるので、
いろんな物件を見回って、しっかり決めるべきですね。


首都圏のタマワンなどは誰しもが憧れますが、
いつ都市直下型の地震があるかわからないので、リスキーですよね。
それなら適度に便利な田舎で大きい家に住んでいるほうが幸福度は高いかもしれません。

では一方の賃貸暮らしのメリットですが、
それはやはり自由度(フットワークの軽さ)が武器でしょう。
近隣住民の質が悪ければ、引っ越しできます。

そもそも職業次第では、県をまたいでいろんな場所で住めちゃいます。
これってマイホーム所持者にはなかなかできないです。

1か所に留まることができない方にとっては魅力的ですよね。

老後に働けなくなった後の賃料支払いは辛い部分がありますが、
自由な時にしっかり貯蓄しておけば対応できそうですし、
家賃を下げて生活レベルを落とす方法もあります。


マイホームは数年もすれば古くなりますが、
賃貸ですと最新の設備が備わったところに住むことができます。
自分自身の選択に自信が持てない、リスクヘッジを容易に行いたい方はベストな選択肢でしょう。


少し長くなりましたので、
車についてのお話は次回にいたします。


けっして家を所有することが正しいわけではなく、
その人それぞれの生活スタイル・生き方によって決めていけばいいと思います。

住みどころ選びは本当に大変ですが、
みなさまにとって良い選択肢になれば幸いです。